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記録によると、最初にこの土地を見たのは2009.6.30
その脚で今のお住まいにお邪魔した写真を見ると、
部屋では扇風機が回っていました。
その後プランを検討し、模型を作り、
お打ち合わせを重ねてこの「森を眺めるための家」は
建物としての完成を迎えようとしています。
地鎮祭が11/07 、地盤、木軸検討などをしっかりして
基礎工事が本格的にはじまったのは12/10。
この写真はその前日12/09のようです(データーって便利)。
上棟式1/11、そして今日5/2にお引き渡しとなります。

実質、設計期間に5ヶ月、工事期間5ヶ月。
建売り住宅が3ヶ月で出来てしまうこの世の中で、
この家づくりは長いでしょうか、短いでしょうか。
それとも、丁度よいでしょうか。

明日2010.5.02はオープンハウスです。
お越しいただく皆様にも今までのやりとりを見ていただこうと
ブログを打ち出してみると計54ページ。
詰め込まれた充実した日々を思い起こし、
もう終わってしまうのがちょっと寂しいような^^

でも、完成したのは建物だけ。
これからみなさんが住みはじめ、思う存分?傷がついて汚れて、そして
なじんでこそ、日々ほんとうの住まいとしての完成に
近づいて行くのだと思っていただければうれしいです。
完成なんて家にはない、そんな風に楽しんでいただければ。
経過する年月が味になるような、
そんな家を設計できたと感じております。が、しかし!
本当にそうだったかは...
点検と称して遊びにおじゃまする時に、
聞かせていただけることを楽しみにしております。

こころより、
竣工、おめでとうございます。

森を眺めるための家 設計者:大川 三枝子
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by lookforest | 2010-05-01 22:50 | ookawa日記
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床の養生シートもはがれて、いよいよ仕上最終段階。
取付ける予定で検討してきたIKEAのタオルフックや帽子ラック、
ペーパーホルダー、鏡などと一緒に、
今のお住まいでも使っているダイニングテーブルと椅子を搬入。
テーブルの上には天井から下がるペンダントライトがつくので、
そのコードの長さをチェックしました。
ペンダントライトはバランスが命。
高すぎても低すぎても野暮ったくなります。
また、テーブルによっても丁度いい高さが変わってきます。

ここでは、セットのチェーンよりも、
あと23センチ長くするのが良さそうです。

ところで、このテーブルと椅子はたしかご結婚された頃に
集めたと言ってらっしゃいましたか?
アメリカから来たユーズド家具で、本当に素敵。
椅子の座面は、なんとsomesomeさん自ら貼り直した力作!
裏側をみるとオリジナルらしき織り布が
見え隠れして、歴史を感じます。

テーブルはエクステンション。その機構と行ったらそりゃ魅力的。
構造が単純で無骨にて長持ちするという典型的スタイル。
その魅力を語り始めると...長くなりそうなので
ookawaブログにしておきます...。 by ookawa
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by lookforest | 2010-04-29 16:52 | ookawa日記
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その昔、キッチンは旦那さんが欲しがる車一台分と同じ値段に
なるのが常だったそうです。
毎日使うもの同士、そしてあることで幸せに感じるもの。
その時代では、同じような価値感だったのでしょう。

今でも、既製品で200万円もざらのキッチンの世界。
でも、お金をかけなくても納得できて満足できる方法があります。
それがオーダーです。意外でしょうか。
オーダーキッチンも作り方で値段は大きく変わってくるのです。
この住まいでは、通常よりも奥行きがあって
天板がw2400×d800×h850、フルオーダーでシンクまで特別加工、
部品位置もサイズも形状も世界でただ一つです。
既製品で合うものがあればいいのですが、無いから作る。
だから余計なものが一切無くシンプル。
向かい合った収納カウンターと同じく家具屋さんで
作ってもらったので、扉の仕上を揃えています。
毎日きちんとお料理するので鍋などは出しやすく仕舞いやすく、
IKEAのステンレスワゴンに入れて天板下の専用スペースへ。
1.4mのステンレスバーにはフキン、タオルが何枚も掛けられます。
分別用にシンク下にゴミ箱3つが並び、その奥には薄い棚。
あまり使わない洗剤などが置けます。
リビング側からはリモコンやティッシュボックスも
ぴったり入るカトラリーポケットがあります。
パタパタくんみたいに複雑機構は全くなく、ガス台の後ろに
できるデッドスペースにただ穴をあけただけですが...^^

シンプル大好き、一番です!
そうですね、最近よく感じます。
よーく考えて計画すればするほど、シンプルになっていきます。
必要なものだけが残って、余分なものが消えていきます。
その結果、後から必要になったものを付け足す事ができる
余地が生まれます。既製品にはないおおらかな余地が。
これ、長い間使う上で心地よい安心感です。

熟考したすえのシンプルさは、
清々しいデザインになるようです。 by ookawa
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by lookforest | 2010-04-27 13:05 | ookawa日記
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外観を隠していた養生シートと足場がはずれて、
とうとう姿が見えてきました!
まるで物語の中のような外観写真^^
切り株のある森に寄り添うようにある家。
木々の葉っぱも色が濃くなってきて、
グレーの外壁と赤茶色のルーバーが映えます。

内部も、壁の色が仕上がってきました。
これからは大きな作り付け家具や建具、
トイレや蛇口などの設備機器が取付けられます。
完成まであと3週間ほど。
ここからがもう一段階、慎重に仕上げていきたいところです。
matsuさん!
よろしくおねがいいたします。

by ookawa
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by lookforest | 2010-04-11 16:17 | ookawa日記
"ここ"に住む人にとって一番の選択肢を。
だれの為でもなく、
みなさんが毎日を過ごすための家を
作っているのです。
だから、キッチンも既製品ではなく
オーダーになるのは自然なことなのだと
改めて感じています。

毎日つかうクレイジーソルトホテル仕様サイズや、
小さいサイズのペットボトルの水2ダース。
ご実家から送られてくる米袋。
ハンドメイドのカバーに入ったボックスティッシュも、
この家にとって日常。
指定席がなかったらやっぱり不自然。

いつもの場所から取り出してまた仕舞うことが気持ちよく、
使う度、毎日ちょっと嬉しくなりますように....
そんな思いの積み重ねが、一つのキッチンになりました。

"いい加減"なところがある一方、
しっかりと考え込まれた部分もあるメリハリが
いい家の条件だと思っています。

by ookawa
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by lookforest | 2010-04-08 19:28 | ookawa日記
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壁は汚れると嫌だから、とビニールクロスにするのが一般的。
でも数年で張り合わせは目立ってめくれてくるし、
洗剤で拭けますよ、というから拭いてみたら
一部だけきれいになって余計目立った経験ありませんか?
これ、本当に正解なのでしょうか。
ここでは壁天井は塗装、少しクリームがかった白です。
多少の汚れは消しゴムで消せますし、ツヤなしですから
自分で部分的に塗ってもなじみます。
刷毛ムラがでても大丈夫、味になります。
(これに関しては好き嫌いがありますが...)
元気な男の子3人がいる家にとって、壁は汚れて行くものです。
だからこそ、汚れても味の出るものにするのが
正解だと思います。

一階土間は外から泥だらけで帰って来て触る部分。
どかんと汚れることも想定したい。ということで、シナ合板を貼ります。
無垢床と同系色の木肌を出した塗装。
そうすることで汚れも目立ちにくく、中性洗剤で拭く事も可能です。
なんといってもここは、雨の日に
リフティングも想定している手強い空間なのです。
とはいえ、白い壁にサッカーボールの跡があっても、
この家らしい気もします。 ^^
汚れてもいいじゃないですか、上から塗れるんですから!

by ookawa
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by lookforest | 2010-04-04 17:28 | ookawa日記
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北側のスペースは、家族のワークスペース。
今まで使っていた棚と引き出しをうまく収めて、
新しい天板を大工さんにつけてもらいました。
将来は個室として区切られるようにも考えています。
いくつに区切るかも今は分かりませんし
そのためにリビングが小さくなるのも勿体ない、
お打ち合わせを重ねた結果、かなり流動的に計画しています。

これぞ ookawa流いい加減 ?
家は長く住むものです。
作り込まない余白を残す事が長生きする住宅の
コツだと考えています。

窓下の小さな棚が直線なので、散らかる机まわりも
それなりにすっきり見えるねらい(いや、願い^^)
この住まいでは、物が散らかっていてもそれなりに見える
オープンな収納がテーマの一つ。
さてどうなることか、こうご期待!

by ookawa
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by lookforest | 2010-04-04 17:09 | ookawa日記
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家はとくに、
その場に手をかける人の顔を
撮っておきたいと思ってしまいます。
その一人一人の手に、善し悪しが掛かってくるのです。

写真は、電気設備のHさん。
わたしが初めて設計事務所の仕事をした時の家も
担当してくれた人です。
「これ、こうなるけれど、この方が大川さん、いいんじゃない?」
と、手間を惜しまない。
この人もわたしが思う"職人"です。

by ookawa
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by lookforest | 2010-03-16 23:28 | ookawa日記
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何も置かなくてもステキな家よりも
お手持ちのお気に入り家具が今よりステキに見える家、
の方がなんだかお得な気がします。
初めてお邪魔したときに一番に目についた
このダイニングテーブルが、まるで前からそこに
あったような...、
そんな雰囲気ができることをずっとイメージしています。

キッチンの腰部分の色が、一番の悩みどころです。
まだ決めかねていますが、そろそろ決断しなければ。

by ookawa
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by lookforest | 2010-03-16 00:07 | ookawa日記
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断熱材施工も完了して、内壁下地の
プラスターボードもほぼ貼り終えてきました。
部屋のボリュームが見えてきました。
景色を切り取るための窓が、
イメージした通りフレーム(=額縁)の役割をしています。
枠があることで、
何気ない風景がより一層、
大切なものとして見えてきます。

by ookawa
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by lookforest | 2010-03-15 19:18 | ookawa日記